美肌と腸活と健康。

弊社スタッフは、年代性別問わず、肌がツヤツヤなんです。常に酵母菌に守られた日々を送っているのでかなり特殊かもしれません。この現象は、奈良漬だけでなく、菌を扱っておられる職業の方は共通項ではないかと感じています。

 

多くの化粧品メーカーさんが発酵というプロセスや菌を使った製品に研究をされ、多くの商品がリリースされたのも、振り返れば、ここ最近のことではないでしょうか。自然にある菌を上手に利用されたり、独自のテクノロジーや新たに発見された菌など多種多様です。

 

美肌の観点でいうと、外からの菌ケアは効果は高いのかなぁと感じていますが、肌は内臓の状態を現すとも言われているので、内側からのケアも大事だと思っています。内側からのケアというと、ビタミン剤を飲んでればいいとか、サラダばっかり食べるとか、そういったイメージがつきがちですが、「腸内環境を整える」ことを意識しています。

あーなんか今日お腹張るな・・・という気持ちや感覚でいたくないというだけなんですが、何よりもカラダが楽ですし、パフォーマンスがよくなるという、すごいオマケ付きです。

 

私が意識する腸内環境を整える4つのポイント

①食物繊維を取る
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2020年版)では、女性18 g以上、男性21 g以上(ともに18~64歳の場合)を食物繊維の1日の摂取目標量として定めていて、 平成29年国民健康・栄養調査によると、食生活の変化により男女問わず全ての年代で不足しており、特に若年層での不足が顕著

 

②食物繊維のバランス
不溶性食物繊維/腸の壁を刺激 穀類、野菜、豆類、キノコ類、水溶性食物繊維/腸の運動をやさしくサポート ねばねば系 昆布、わかめなどを意識する。
割合がどうとか、どっちの食物繊維がいい・悪いではなく、自分の「いまの腸」に合った、食物繊維を摂ること。

③炭水化物は完全カットしない。
炭水化物の質、タイミングや量を意識します。

 

④1食1発酵(2発酵3発酵でもOK)
腸には大きく「善玉菌」と「悪玉菌」に分けられた菌がたくさん住んでいて、善玉菌は私たちの身体の調子を整えてくれます。
発酵食品にはこの善玉菌が豊富に含まれるのが特徴。

 

お食事は、積み重ねで必ず応えてくれます。
決して、毎食毎日100点満点ではなくてもOK。
あれもこれもとなって、ストレスが生じてしまったり、
ああ今日はできなかった・・・と悲しくならないように、
できない日もあってもいいんです。

美肌、ダイエット、健康、誰もがそうありたいと願うこと。
●●食べればよくなる、治るとか。
これがいい、あれはダメ。という情報だけに惑わされず、
さまざまな知見を取り入れ、経験をしてみる。
そうすると、何が調子がいいとかがわかってくる。
だから、外食続きでも選択ができるようになってくる。
正しく上手に積み重ねるとよい方向に導いてくれる手段の一つがお食事だとも学びました。

 

もう一つの考え方として、これはよくないなぁと自分自身が思っていることや習慣(食事)をやめてみるとか独自のルールを作って行動するということもおすすめ。
例えば私の場合。
オヤツが大好きなので禁止することはないのですが、
オヤツがごはんの代わりは、卒業しました、という感じです。

 

おいしく、楽しく、まいにち元気に過ごしましょう(^^)

森奈良漬店 5代目・森 麻理子

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