食品のパッケージの裏やラベルに書いてある表示は、
私的には、食べ物の自己紹介みたいなもので、選ぶときの必要な情報と認識しています。
全部を解説できるほど、知り尽くしているわけではありません。
ただ、食べ物を自分自身が納得してチョイスをすることはできます。
名称:社会一般に適用する名称(焼菓子、食用〇〇油など)
原材料名:この素材が使われています、産地はこちら!
*ちなみに、使われている原材料の量が多いものから順に記されています。
*添加物表記は枠が分かれている場合もありますし、原材料表記の中で、改行や「/(スラッシュ)」の後に記されています。
*アレルゲン表記がされています。
消費、賞味期限・保存方法:この期間で食べてくださいね。保存はこうしてくださいね。
内容量:何グラム、何個、何本入ってますよ。
製造者:誰が作りました!
などなど、これが食品表示や一括表示と呼ばれるもの。
さらに、栄養素は、
1個あたり、〇〇gあたり この栄養素が〇g含まれていますよ。
という栄養成分表示と呼ばれるものが記されています。
見慣れない言葉がたくさん書かれている食品もあって、
とっても難しく感じられるかもしれません。
私のチョイスポイントとしては、「表示の原材料がシンプルで、カタカナが少ない方を選ぼう」を、ざっくりした基準にしています。
化学調味料や食品添加物がすべて悪者だと捉えると、
その表示だけ振り回されて、極論何も食べることが出来なくなるのでザックリがポイント。笑
栄養成分表示は、栄養素自体がその日その時の状況によってチョイスが異なるので、例えば、たんぱく質が多いものを選ぼう!などの絶対的ルールはありませんが(若干あります、これはまた別日に!)、1つだけ言えるのはカロリーが高い・低いの数字だけでチョイスすることはありません。
ちなみに、弊舗奈良漬の表示。
手にされたお客様が驚くほど、
原材料表記がものすごく少ないです。
何気に手に取っている「食べ物」
これ何だろう?ということを調べるのが、とっても便利な時代。
難しいな・・・ではなくて、
裏面の表示(自己紹介文)を見てみることを
楽しく知ることからはじめて、チョイスしてみてくださいね!
森奈良漬店 5代目・森 麻理子